こだわりの和牛を扱う会社の社員が運営する、牛肉情報局。「ほぼ」毎日牛肉を扱い、お客様に提案する肉のプロ。
今回は、「内バラ」という牛肉部位のご紹介です!!
内バラとは?
牛のお腹にあたる部分「ともバラ」といいます。「ともバラ」はあばら骨周辺のお肉という意味です。
「内バラ」は、「ともバラ」を中央から2分割した上側の部位です。地域によって「中バラ」とも呼ばれています。
運動をよくする部位なので、繊維や膜が多くきめが粗い肉質です。
しかし赤身と脂肪が適度に噛み合い、味は濃厚で風味豊か。甘い脂が入り込んでいて、焼肉向きといえる部位です。
「内バラ」は焼肉材として、中落ちカルビ、カイノミを取ることができます。
中落ちカルビとは?
あばら骨の間にあるお肉です。
骨の間から肉を取り除くため、処理に時間がかかります。また1頭から少量しかとれず、稀少な部位の割にリーズナブルな為、人気メニューの常連になっている焼肉店が多いです。
バラ肉の仲間だけあり、肉自体の旨味も濃厚。それと同じくらい脂がたっぷりと含まれているので、こってり感は最高レベルです!
若者にはこの脂っぽさがたまらないという人は多いはず!逆に年齢が高めの人には、脂が少々くどく感じるかもしれません。
しかし、きちんと育てられた牛肉の中落ちカルビなら、脂もしつこくなく、肉の旨味を楽しめます。
当社がおすすめする、中落カルビは島根県出雲産、幻の黒毛和牛かつべ牛です。
上質な脂のため、ほんのり甘い脂たっぷりなのにもたれません。是非ご賞味ください。
カイノミとは?
バラ肉の中でも体の内側に当たる部分の内バラ。
カイノミは内バラの中でも後ろ脚寄りに位置し、ヒレに隣接しています。そのため、バラ肉とヒレの良いところを織り交ぜたような特徴があります。
柔らかい肉質の赤身で、濃厚な脂の甘みがありながら、決してしつこくない上質な味わい。
5回嚙むと口の中でとろとろになり、肉が液体化するかのような食感が楽しめます。
焼肉にするのであれば、大ぶりにカットしても問題なく、最低5mm以上で焼きたい。
味付けは、濃いめからさっぱりめまで何でも合います。お酒も、日本酒やワインはもちろんビールや焼酎もいける。
とにかく幅広い食べ方ができる懐の広さが魅力の部位です。
まとめ
●内バラと中バラは同じ部位。
●内バラから中落カルビ、カイノミが取れる。
●中落ちは、あばら骨の間にあるお肉。
●カイノミは、バラ肉とヒレの良いところを織り交ぜたようなお肉。
●脂の甘みがあり、こってりとした濃厚な味わいがある
●赤身と脂肪が適度にかみ合う部位
●噛み応えがあるが味は濃厚
内バラは、やはり脂が美味しい部位で、焼肉として非常に優れています。
スマートでは、厳選された焼肉セットがお手軽にご購入できます。飲食店でしか味わえなかったかつべ牛を是非ご家庭でお楽しみください。