皆様こんにちは!
大人気(❓)の牛肉情報局も、かれこれ4回目を迎えました!👏👏👏👏
今回は、私が担当します!
そうなんです。社員は一人ではありません。
弊社社員の牛肉への情熱はどこぞの誰にも負けません😅が、猫への愛情も人一倍です。
きっと読者の皆様にも猫好きが相当数いらっしゃると確信した上で、今回は牛の胃袋と猫について😽文字数が許す限り差し込んでいきたいと思います!🐈🐈🐈
皆様。胃はいくつお持ちでしょうか❓
・・・・❓ 1つ、ですよね。
猫は?
はい、1つです。
普通、胃は1つ。心臓も1つです。
しかし、牛にはなんと・・・・ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ・・・いつつ、は行き過ぎで、なんと「4つの胃袋」を持っています。驚きですよね。胃が、4つもあります。
ちょっと不気味・・・・・
さらに、驚くなかれ。
胃袋を4つ持った動物は、牛だけではないんです。
実は、牛は反芻(はんすう)動物といい、他にもヤギ、ヒツジ、キリン・シカ・ラクダなども胃袋を4つ持っています!きっと、ムツゴロウさんはそのあたり大変お詳しいんだろうなぁ。
猫にも優しいムツゴロウさん(よーしよしよしよし✋)
はい、話を戻します。
なぜ胃が4つあるか、という話は長くなる(&結構生々しくて好き嫌いがある)ので、簡単にご説明します!
牛に胃袋が4つもある理由は・・・・
草を大量に食べるから、です!
それだけ?
胃が1つだと消化しきれないんですね。
きっと胃もたれしちゃうんだな・・・
そういえば、猫もよく草を食べますよね🐈
緑のとげとげした草、いわゆる猫草。これは厳密な名前ではなく、いくつかの草の総称です。中には、ビールやウイスキーの原料に使われる草もあるんですよ!リッチですね。猫が草を食べる理由は諸説ありますが、
①毛玉を吐くため
胃の中で毛づくろいした毛玉が腸に詰まらない様、胃をチクチクと刺激して嘔吐を誘発させている。
②便秘予防
猫は万年便秘予備軍なので、猫草の食物繊維でお通じ改善。
③食感が好き
などなど。どれも都市伝説なので、猫と話せる機会があったら聞いてみたいと思います!
話をもどして、牛の胃袋ですね🐄
たくさんの草を消化するために牛の胃袋は4つあるとお伝えしたばかりですが、実は、第一~第三の胃は、偽物です!
というのは言い過ぎですが、私たち人間の胃と同じような働きをしているのは、実は第四の胃だけ。他の胃は、人間でいうと食道のようなものなんです。
いきなり食べた草を1つの胃で消化し、栄養を吸収することはできません。ですから、一度飲み込んだ草を、口に戻して噛んでは飲み込み、分解しながら最終的に第4の胃に送り、消化しているんです。
確かに、牛や他の反芻動物って、常に口をもぐもぐしている・・・
そこにはこんな理由があったんですね。
それぞれの胃の役割とは・・・
●第1の胃は「こぶ胃」別名「ミノ」
役割は、草の繊維分解!150Lも入る大容量なんです!
ちなみに猫は0.3Lなので、500倍!
●第2の胃は「蜂の巣胃」別名「ハチノス」
役割は、口に戻すためのポンプ!
●第3胃は「葉胃」別名「センマイ」
ハチノスのポンプの役割&第4の胃に送る量を調節!
●そして最後第4胃は「しわ胃」こちらの別名は「ギアラ」
役割はもちろん、消化・吸収。
それぞれに役割があるんですね。
さて、ここまでこれば肉通の皆さんも思い出しましたね。そうです。4つの胃は、主に焼肉屋さんで食べれます!好きな方も多いのではないでしょうか。
私も大好きです!
呼び名は、「ミノ」「ハチノス」「センマイ」「ギアラ」。
ミノ
代表格は、ミノ!有名ですね。広げた時に蓑傘に似ていることから、ミノと呼ばれるようになったとの逸話もあります。
弾力があり食べ応えバツグン!脂が少なめでたくさん食べても大丈夫ですね!特に肉厚な部分は、「上ミノ」と呼ばれ、また違った味わいを楽しめます。
ハチノス
続いてハチノス!この見た目・・・蜂が出てきそうですね。ちょっと硬めの部位なので、好みは分かれそうです。
焼肉よりも、洋食のトリッパ(ヨーロッパの煮込み料理)のほうがメジャーかもしれません。
センマイ
まだまだ行きます、センマイ。ん❓千枚❓と思った方もいるでしょう。そうです、薄い布のようなヒダがたくさんついていますので、この名がついたとかつかないとか。
見た目や食感は独特ですが、なんといっても食べやすい!淡白で、内臓が苦手な方でも大丈夫そう。ちなみに、食感はシャキシャキ?コリコリ?しています。そしてなんといっても牛肉トップクラスのローカロリー!食べても太りません(❓)。
ちなみに鉄分や亜鉛も豊富です。食べない理由はないですね。
ギアラ
最後にギアラ。
なんだかモスラやゴジラと戦いそうな名前・・・・
実は、名前だけではなく旨味も強い部位なんです!脂もほどよくついて、満足感のある味わいです。見た目はセンマイに似ているためか、赤センマイと呼ばれることもあります。
以上、4つの胃袋・・・といいつつ、番外編!
ここからが我々牛マニアの本領発揮です。
「ヤン」という部位があるのをご存知ですか?あまり見かけることはないかもしれません。なんと言っても超希少部位!
ヤンとは、ハチノスとセンマイ、つまり第二胃と第三胃をつなぐ部位を指します。
一頭からほんの少ししか取れないんですよ。
弾力があり、歯ごたえがしっかりしています。肉厚でこってりした甘い脂が特徴なので、ホルモン好きの方にはたまらないかもしれません!
私も、なかなかこの部位には出会う機会がありません。もしお店で食べられる機会があったら、問答無用で注文することをお勧めします!食べてみて損はありませんよ!その時はぜひ、感想をお寄せください🐈
さて、いかがでしたでしょうか。
気づけば牛の胃について熱く語ってしまい、思ったより猫ネタを差し込めませんでした(反省)
いつか猫情報局を開局しようと思います。
それまで皆様、お元気で~✋✋