島根県の「かつべ牛」のファンで作るVBCブログ。著名なライターさんやグルメなタレントさんに実際にかつべ牛を食べて頂き、その感想を記事にしていきます。
今回のゲストは、女優や、舞台などで活躍されている伊藤えみさんからご紹介頂いた方。
脚本家・演出家、舞台やラジオなど幅広く活躍されている 今城文恵さんが登場です!
会場は麻布十番にある麻布Lasenさん。
ここからは今城文恵さんのブログでお楽しみ下さい。
ゲスト今城文恵さん
伊藤えみさんからバトンをいただきました、今城と申します。
えみさんとは私が脚本と演出を担当したお芝居でご一緒し、今では珍しいお料理を食べに行っては喋りまくるという仲でございます。このお話もエジプト料理もぐもぐしながらいただきました。ちなみにコシャリという炭水化物大集合なエジプト料理が衝撃的なので、ご興味ある方はぜひ!
さてしがない脚本・演出家の私ですが、何を隠そう自他ともに認める食いしん坊の呑兵衛なのです。と言っても、“美食家”といえるような知識やこだわりはありません。ただ、「どうせ食べるなら美味しいものをいっぱい食べたい!」という断固とした意志を持っています。どんなに切羽詰まっても、その意志だけはブレない。ブラさない。食に対する体幹はBTSのジミンさんばりに強いです(突然のBTSですみません、ジミンさんっていう体幹鬼つよのダンスが上手い方がいるんですファンなんです)
そんな私が今回おいしい牛肉を食べさせていただけるということで、めっっっっちゃテンション上がりました。えみさんには一生足を向けて寝られません。普段は飲むといえば焼き鳥、自炊といえば豚こま、で牛肉にはあまり縁がないのですが、その分牛肉を食べるだけで1日が特別になるような感覚があります。しかも「かつべ牛」は年間50頭しか出荷されない、超貴重な牛なのだとか。これは特別感マシマシ!と、当日は自分も特別な人間になったつもりで麻布十番の街を闊歩。我ながら単純ですね。そして辿り着いたお店が【麻布Lasen】です。
店内に足を踏み入れるとウッディな空間・・・を通り越して木生えてる?
と思いましたが、木は螺旋階段の装飾なのです!そして階段を上って案内していただいた先にはシックな個室が。また特別感が上乗せされるじゃないの!
とフワフワワクワクする自分を押しとどめ、まずは「四万十豚のリエット 新玉ねぎ」「帆立貝 アメリケーヌ」と前菜をいただきます。
おいしい・・・おしゃれな味・・・とバカな感想を呟く私。濃厚なのにしつこくなくて、あっという間に食べてしまいました。
そして始まる、怒涛のかつべ牛タイム!
私は「炙りカルパッチョ」を一口食べて、「うまっ!」と声が出ましたよ。
噛むほどに、お肉自体の味をめちゃくちゃ感じます。かつべ牛くん・・・ありがとう・・・そして脂が口の中で溶ける溶ける。でもその脂がサッパリしているので、重くない。いくらでもいける。
そう、かつべ牛は脂っこくないのが特徴で、たくさん食べても胃もたれしないんです。実際この日も「ラグー」「赤ワイン煮 ペコリーノリゾット」「牛ヒレ ポルトソース」といただきましたが、なんの問題もなし!もともと私は油物に胃をやられがちな体質なので、自信を持ってお伝えできます。かつべ牛、100枚食べても大丈夫。
そしてお肉自体の旨味がしっかりしているので、どんな味付けにも負けません。フレンチやイタリアンって、何食べてもソース(なんならバター)を食べてる気分になることがありますが、Lasenでいただくかつべ牛はハッキリと「今!私は!おいしい牛のお肉をいただいている!!」と思わせてくれます。それに見合う噛みごたえもあるんだけど、いつまでも口の中に残るような味や食感ではない。ってなんだかかつべ牛、俳優に例えるとめちゃくちゃ名優じゃない?個性はありつつどんな役でもいけて問題もおこさない(ノーモアハラスメント)・・・今大人気の仲野太賀さんとか?松重豊さんとか?ちなみにもちろんお酒にも合います。
ご覧の通り、すっかりご満悦です。お店に来た時より確実に元気になっている私。この後おいしいデザートも何品もいただき、かつべ牛のおかげで本当に特別な1日となりました。
牧場のある島根では、特別な日に食べたいものはお寿司より何よりかつべ牛なんだとか。そりゃそうだわ、と深く頷けます。
ということで、私はこんなメッセージを書きました。
お年を召された方やキッズにも、とってもオススメのかつべ牛。
元気になりたいとき、お祝い事があったとき、特別な日を楽しみたいとき、ぜひかつべ牛のパワーに頼ってみてください。
今城文恵さんプロフィール
脚本家・演出家。脚本作品のジャンルは時代劇やファンタジーに現代の家族劇と幅広く、舞台、映像、ラジオで活躍。近年の作品は舞台「誰そ彼」NHK-FMラジオドラマ「10トンドライバーのトパーズ」「ウィル」など。
麻布Lasen
食材本来の魅力を活かした“イノベーティブイタリアン”を楽しめます。繊細でデリケートなフレンチの要素をミックスし、シェフ独自の世界観を表現。そんな品々に、自由な発想ならではの“驚き”と“感動”を覚えてもらえるレストラン。