島根県の「かつべ牛」のファンで作るVBCブログ。著名なライターさんやグルメなタレントさんに実際にかつべ牛を食べて頂き、その感想を記事にしていきます。
今回はゲストは、NONA REEVESの西寺郷太さんにご紹介頂いた方。
「ホフディラン」の小宮山雄飛さんが登場です!
会場は、池袋でかつべ牛の焼肉を堪能できる金の肉人さんです。
ここからは小宮山雄飛さんのブログでお楽しみ下さい。
ゲスト小宮山雄飛さん
かつべ牛を初めて食べました。
島根の牛ということで、正直それまでは名前も知らなかったので、一体どんな育てかたをしているのか気になって、伺ったら、全国の牧場でも珍しい、子牛の生産から食肉流通までを一貫してしておこなっている牛だと聞いて
それって、美味しんぼの究極vs至高の第一回目の対決の「卵料理対決」と一緒じゃん!?と思いました。
かつべ牛を美味しんぼで例えると
めっちゃはしょって説明しますと、海原雄山はこの卵対決に鶏の初卵(ういらん)を用意するのです。
初卵というのは、その鶏が初めて産む卵のことで、それまでの栄養が凝縮されていて貴重とさせている卵です。
それに対して山岡さんは「そんなのは迷信だ!」と反発します。
しかし、雄山があえて初卵を選んだ理由は実は他にありました。
その鶏が初めて産む卵ということは、飼育しているサイドが、常に一羽一羽の鶏の状態に気をかけて見守って育てたきた証であると。
それだけ常に見守られてきた鶏の卵が美味しくない訳がないだろ!!(激怒)
ということで、かつべ牛です。
子牛の生産から流通までを丁寧に見守られて育った牛が美味しくないわけありません。
飼育環境を聞いただけで、食べる前から味も補償済みなのです。
かつべ牛ユッケウニ入り
まずは、一品めに出てきた「かつべ牛ユッケウニ入り」ですっかりかつべ牛の味の魅力がつたわってきました。
融点が低いからだと思いますが、生ウニとの一体感が見事です。
ウニの風味、かつべ牛の脂の旨みが加わって、実に美味しい。
よくある、高級な牛と高級なウニを合わせました、というような料理とは別物でした。
かつべ牛ヒレたたき
「かつべ牛ヒレたたき」も旨みはしっかりあるのに全然しつこくないのが素敵です。
年々、お肉を食べれる量が減ってるのですが、その分、少量でも本当に美味しいお肉を美味しい状態でいただくというのが大事になってきてるので、かつべ牛のような絶品のお肉をしっかり味わって食べたいものです。
かつべ牛サーロインステーキ ネギポン酢
そして、これぞ真打ち!と言うべき、サーロインステーキ登場!
見た目もきれいで、上品さを身にまとってるようなお肉です。
「食後や次の日に絶対に胃もたれしない」と教わっていたんですが、これは分かりますね。
脂が口の中ですっと溶ける。
今回、ずっとウーロンハイばかりいただいていたのですが、このサーロインは日本酒にも合いそう。
もちろん赤ワインやビールだって合うでしょうけど、この上品でしみじみとした美味しさは、絶対日本酒。
ぬる燗がいいけど、脂の融点の低いかつべ牛だったら、大吟醸の冷なんかもばっちり合う気がします。
〆のかつべ牛入りコムタンクッパ
そして、〆のかつべ牛入りコムタンクッパがまた絶妙。
僕は、実は美味しいお肉こそ、こういうスープとか、シチューとかカレーとか、そういう味の濃いものに入れた時に実力を発揮すると思っています。
せっかく美味しいお肉だったら、さっと焼いて塩だけでとも思うのですが、本当に美味しいお肉って、味の濃い料理の中でも全く味が負けないんですよね。
思った通り、韓国風のコムタンの中でもかつべ牛の旨みはしっかり感じました。
かつべ牛とは
あっさりした料理の中ではあっさりした旨み、味の濃い料理の中ではそれに負けない強い旨み、どちらにも対応できるかつべ牛の魅力を堪能しました!
こんなに美味しい牛が一体どんな環境で育てられているのか、いつか牧場を訪れてみたくなりました!
小宮山雄飛さんプロフィール
ホフディランのボーカル、キーボード。バンド活動に留まらず、コラムやCM曲の作曲、テレビやラジオでも活躍。音楽界のグルメ番長の異名を持ち、特にカレー好きとして知られ、著書も多数執筆。
金の肉人
下北沢と三軒茶屋に構える人気焼肉店【肉人】の3号店。特注の熟成庫で寝かせた「熟成牛舌」や鮮度が自慢の『牛刺し』、丁寧に仕込んだ「ホルモン」をお召し上がりいただけます。進化を遂げた【肉人】でかつべ牛を思う存分お楽しみください!
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